匂いが部屋に充満する

ワンルーム賃貸に住む場合のデメリットで注意しておきたい点として、まず挙げられるのは部屋の間仕切りがないために室内に匂いが充満しやすいということです。一般的な物件にはキッチンがついているので、室内で料理ができるのですが、いくら換気扇がついているとはいっても、フライを揚げたり、煙が出るような料理を作るとどうしてもその匂いが部屋の隅々まで行き渡ってしまいます。そのため、匂いが気にならない人であれば特に問題はありませんが、そうでない場合には、衣類はなるべくクローゼットなどにしまって匂いがつかないようにするといった工夫が必要になります。なお、最初から料理はしないという方であれば、特に気にする必要はありません。

部屋の中が見えやすい

二つ目のデメリットは、玄関から一歩入ると室内が丸見えになってしまうという点です。間取りによっては必ずしもそうではない物件もありますが、大抵のワンルーム賃貸は玄関と部屋の間にドアなどが設けられていないため、宅配便を受け取る際など宅配員に部屋の中が見られてしまう恐れがあります。そのため、外部の目が気になるのであれば、プライバシーを守るために、部屋の入り口にカーテンをつけたり、衝立を置いたりして目隠しすることを検討したほうが良いでしょう。ただし、目隠しをするとワンルームのメリットである開放感が損なわれる可能性があります。そのため、目隠しを設ける場合は、プライバシーと開放感のどちらを重視するかをしっかりと考えてから判断するようにしましょう。